0歳から2歳の子どもが夢中になる！仕掛け絵本の選び方とオススメ6選

赤ちゃんが生まれると、しばらくの間は頻回授乳（ミルク）や、おむつ替えで毎日がバタバタとあっという間に過ぎてしまいますが、生後3〜4ヶ月になると、少しずつママの体も落ち着いてきて、赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しくなってきますよね。

赤ちゃんがなんとなく笑ってくれるようになったり、ママやパパの動きを目で追ったりするようになると、視力が上がってきたと感じることが増えるのではないでしょうか。

赤ちゃんとの触れ合い遊びを大切にしている方も多いと思いますが、なかでも「絵本」を読んであげているママも多いと思います。

絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとのコミュニケーションが苦手な方にとってもとっつきやすく、赤ちゃんが喜んでいる！楽しんでくれている！と一目でわかるので、ママやパパも嬉しい気持ちになりますよね。

ただ、絵本を買って読み聞かせるといっても、赤ちゃん向けの絵本はたくさんありますし、「何を買えば良いのか分からない！」というママ・パパも多いことでしょう。

低月齢の赤ちゃんから2歳児くらいの子どもまで、楽しく喜んでくれる絵本のひとつに「仕掛け絵本」があります。

わが家でも仕掛け絵本は子どもたちに大人気で、仕掛け絵本を読むと、目をキラキラさせながら楽しそうに聞いています。

そこで今回は、絵本のなかでも「仕掛け絵本」についてご紹介したいと思います。

絵本選びの参考になると嬉しいです。

そもそも、仕掛け絵本ってどんな絵本のこと？

仕掛け絵本とは、ページを開くと折り畳まれた紙が飛び出してきたり、まわせたり、つまみを引くと動いたり、ページに穴があいていたり、紙のサイズが異なっているなど、本の中に仕掛けが施されている絵本のことをいいます。

子ども向けの絵本の中でも、仕掛け絵本はとても人気があって、子どもたちをワクワク・ドキドキさせてくれます。

0歳から2歳の子どもが夢中になる「仕掛け絵本」3つのメリット

赤ちゃんに絵本を読み聞かせるメリットはたくさんありますが、そのなかでも仕掛け絵本を選ぶことには多くのメリットがあるので、ご紹介します。

1　赤ちゃんの好奇心を刺激する

ページが飛び出てきたり、穴が空いていたり、回せる仕組みになっていると、大人が読んでいても「なにこれ！？おもしろい！」と感じるはずです。
赤ちゃんならなおさら。

「次はどんな仕掛けがあるんだろう？」「ママ早く読んで！」とワクワクするので、好奇心が刺激されます。

2　仕掛けに触れることで、感覚が刺激される

仕掛け絵本は、絵本に細工がされているので、赤ちゃん自身が絵本に触れる機会が多くなります。
赤ちゃんは、手指からたくさんの刺激を受けているので、絵本に触ることによって感覚がより刺激されるといわれています。

3　想像力を育む

「次はどのような仕掛けがあるのだろう？」と考えることで想像力が育まれます。
生後すぐだと視力が低いこともあって難しいかもしれませんが、低月齢のうちからさまざまな作品に触れることにって感性が刺激され、想像力を膨らませることにも繋がります。

わが家の2歳の娘は、仕掛け絵本に限りませんが、たくさんの絵本を読み聞かせていることもあり、とても想像力が豊か。
かじった食パンを見て「キリンみたい！」と言ったり、ボールを見て「梅干しみたいね～」と言ったり。

子どもの想像力ってすごいなと親ながら、改めて感じさせられます。

0歳から2歳の子どもに仕掛け絵本を選ぶときの注意点

0歳～2歳ごろの子どもに仕掛け絵本を買ったり、プレゼントするときには、いくつか気をつけなければならないことがあります。

1　なめても丈夫な本を選ぶ

赤ちゃんは何でもなめますよね。

さすがに2歳の子どもはなめたりしませんが、低月齢の赤ちゃんに仕掛け絵本を選ぶときは、赤ちゃんが絵本をなめてぐちゃぐちゃにすることのないように、丈夫な絵本を選ぶことが大切です。

印刷用紙の表面に、ポリプロピレンフィルムを圧着しているPP加工されている絵本を選ぶと良いでしょう。

2　大きすぎない絵本を選ぶ

絵本が大きすぎると、赤ちゃんがページをめくりにくかったり、読みにくかったりします。

赤ちゃんが自分でつかんだり、めくったりできる小さめの絵本を選ぶのがオススメです。

3　性別を問わない絵本を選ぶ

今のご時世、男の子らしさ・女の子らしさは求められませんので、もし仕掛け絵本をプレゼントする場合には、性別が問われない仕掛け絵本の方が好まれるかもしれません。

「乗り物や恐竜が出てくる絵本だから男の子！」「かわいらしいテイストのイラストだから女の子！」など、決めつけない方がよいです。

また、キャラクターは子どもの好みがあるので、あまりプレゼントには向いていないかなと思います。

4　手指を使える絵本を選ぶ

なぞったり、まわしたり、手を使って遊べる仕掛け絵本は、とくに赤ちゃんの手指の発達にもつながるといわれています。

ただ見ているだけでなく、赤ちゃんが自分の指を使って押したり、なぞったりできる仕掛け絵本を選ぶと、より楽しめると思います。

現役2児のママが選ぶ！オススメの仕掛け絵本6選

わが家には、100冊を優に超える絵本があり、毎日子どもたちに絵本の読み聞かせをしているのですが、そんな現役2児のママの私がおすすめしたい仕掛け絵本を6冊ご紹介したいと思います。

1　にゃんにゃんわん！

わだことみさん作の絵本で、犬、猫、ぞう、さるなどさまざまな動物たちが出てきます。

仕掛けになっている部分をめくると、動物たちの体全体の姿が見えるようになっていて、どんな風に鳴くのかもわかるので、めくるのが楽しくなります。

2　わんちゃんといっしょにあそぼう！ふわふわわんちゃん

この絵本は「パペットしかけえほん」といって、裏表紙から犬のパペットに手を入れられるようになっているので、パペットを動かしながら読む絵本です。

ふわふわのわんちゃんが遊ぶ様子が楽しくてかわいい絵本で、色合いもやさしくて柔らか。

サイズは少し大きいですが、満足いく仕掛け絵本です。

3　ごぶごぶごぼごぼ

「ごぶごぶごぼごぼ」は有名な絵本なのでご存じの方が多いかもしれませんね。

「ぷーん」「ぷぷぷ」「ごぶごぶ」「ごぼごぼ」など、赤ちゃんが楽しいと感じる擬音がたくさん出てくるので、それだけでも赤ちゃんはたのしいのですが、ページに穴が空いているので、丸い穴を触りながら楽しむこともできるんです。

使われている色も赤や青、黄色といった原色が中心なので、赤ちゃんにも見やすくて「なになに！？」と興味津々になる絵本です。

4　たまごこんこんだーれかな

たまごを「こんこん！」とすると、殻が割れて中から動物たちが出てくる仕掛けになっています。

カタツムリやペンギンなどの可愛い動物から、ワニや恐竜が出てきたりと、0歳の赤ちゃんだけでなく、2歳の子どもでも楽しめる絵本です。

最後は「卵から何の生き物が出てくるのだろう！？」とドキドキさせられるのも楽しいポイントです。

5　はらぺこあおむし

英語の仕掛け絵本を探している方にオススメなのは「はらぺこあおむし」です。

いきなり英語版を読むのではなく、まずは日本語版を読んで、話を理解した上でお子さんに読み聞かせてあげられたらいいですね。

この仕掛け絵本は、角が丸くなっているので、ページをめくる際に顔を怪我する心配がなかったり、子どものことを考えてつくられているのも嬉しいです。

英語教材としても用いられるので、「はじめての英語の絵本」としても、もってこいの作品だと思います。

6　ミッフィーのおやすみなさい

わが家ではじめて買った絵本が、この「ミッフィーのおやすみなさい」という絵本です。

絵本のサイズ、丈夫さ、原色などのカラフルな色合い、シンプルなストーリーというのが、赤ちゃんに最適なんです。

しかも仕掛け絵本になっているので、ワクワク感もあって二倍楽しめる感じがいいんですよね。

0歳の頃はキャラクターは分からないですが、2歳になるとキャラクターも分かるようになり「ママ、ミッフィーの絵本読んで」と持ってくるようになりました。

まとめ

仕掛け絵本にはさまざまなメリットがありました。

また、仕掛け絵本を選ぶときには、「丈夫な絵本を選ぶ」「大きすぎないサイズの絵本を選ぶ」「性別を問わない絵本を選ぶ」「手指を使える絵本を選ぶ」の4点に注意して選ぶとよいと思います。

赤ちゃんに絵本を読んであげるだけでももちろん素晴らしいことですが、仕掛け絵本を読んであげることで、今までとは違う視点で絵本と向き合うことができると思います。

私のおすすめ仕掛け絵本は、改めてこちらの6冊です！

仕掛け絵本を選ぶときの参考にしていただけるとうれしいです。

ネットはもちろんですが、書店にもたくさん仕掛け絵本が並んでいるので、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか？