0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせるメリット・効果とおすすめ15選

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1歳未満の赤ちゃんを育児中のママとパパ、日頃から赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしていますか?

悩むママ

赤ちゃんに絵本を読んであげても、絵本の内容を理解できるわけじゃないし……。

悩むママ

読み聞かせって正直恥ずかしいし、どんな効果があるのかも分からない

などなど、0歳の赤ちゃんに絵本って必要?と思う方や、絵本の読み聞かせが苦手で、読むのをためらってしまうママやパパも多いと思います。

でも、絵本の読み聞かせには、さまざまな効果があり、親子のきずなを深めることもできるので、一石二鳥ならぬ、一石三鳥、一石四鳥以上のメリットがあります。

赤ちゃんのお世話はもちろん、職場復帰している方は仕事もあり、家事もしなければならないと、なかなかゆっくりした時間は取れないかもしれませんが、

・朝5分だけ、絵本を読む時間をもうける。
・寝る前に2~3冊、絵本を読む。

このように習慣化(ルーティン化)すると、絵本の読み聞かせが日常の中に溶け込み、続けられるようになると思うので、はじめは大変かもしれませんが、しばらく続けてみてくださいね。

さて、わが家には2歳の娘と0歳の息子がいるのですが、絵本は自宅に100冊以上あり(今も増え続けています)、よく図書館でも絵本を借りてきては、読み聞かせをしています。

編集長

この文章を書いている今も、図書館で借りてきた絵本が10冊以上あります……。

0歳の息子は、絵本を読んでいても、まだきょとんとした顔をしていることが多いのですが、2歳の娘は本の虫。

暗唱できる絵本もたくさんありますし、まだ2歳ですが、3歳向けの文字が多くて物語になっている絵本でも、おもしろそうにニコニコしながら聞いています。

『おべんとう』『わたしのワンピース』『めのまどあけろ』『おべんとうバス』『おおきなかぶ』は暗唱できるほど。

そんな2歳の娘が絵本が大好きなのは、0歳の頃から、私が絵本の読み聞かせを続けてきたことがひとつの理由なのではないかな?と思っています。

編集長

もちろん、子どもの性格や保育士さんのおかげでもあると思っているよ!

私自身、教育業界で働いており、子どもの教育に携わっているので、幼少期の読み聞かせや、言葉によるコミュニケーションの重要性については、少しだけ知識がありました。

そんな私が、実際に赤ちゃんを出産して、子育てをするなかで、赤ちゃんとのふれあいの時間に、絵本の読み聞かせを行ってきたのですが、「やっぱり読み聞かせって大切だ!」と再確認することができました。

そこで今回は、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせするメリット・効果や、どんな絵本を選べばよいか分からないママやパパにおすすめしたい絵本について、お話したいと思います。

この記事を読んでほしい人

・絵本の読み聞かせにどんな効果があるのか分からない。
・0歳児なので、絵本の内容を理解しているのか分からなくて効果が見えない。
・赤ちゃんの絵本選びに悩んでいる

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目次

絵本の読み聞かせにはたくさんのメリット・効果がある

絵本の読み聞かせは、ご自身が子どもの頃に、お母さんやお父さんからしてもらった記憶がある方も多いでしょうし、保育園や幼稚園でも積極的に行われているので、何かしら効果があるのだろう……とお考えの方が多いと思います。

文部科学省の『子どもの読書活動の推進に関する有識者会議』によると、以下のことが書かれています。

“子供は,読書を通じて,読解力や想像力,思考力,表現力等を養うとともに,多くの知識を得たり,多様な文化を理解したりすることができるようになる。”

文部科学省 子どもの読書活動の推進に関する有識者会議 論点まとめ
編集長

めっちゃいろんな力を養うことができるじゃん!

これは「読書」を通じて得られる力なので、絵本の読み聞かせは、この前段階ととらえればよいと思います。

読み聞かせをたくさんしてもらった子どもは、自分で読むこと(読書)にも、フラストレーションを起こすことなく、前向きに取り組めるので、結果として、さまざまな力を養うことにつながります。

1 親子のきずなが深まる

0歳の赤ちゃんにとって、まず大切なのは、ママやパパなど自分の面倒をみてくれる人とのきずなです。

お座りができる赤ちゃんの場合は、ママやパパの膝の上に座らせて絵本を読んだり、ねんね期の赤ちゃんには隣に寝転がって読むことで、自然と肌と肌のふれあいが生まれ、スキンシップをとることができます。

なかにはナチュラルにスキンシップをはかれる絵本もあります。

わが家でよく読んでいるのは、はるな檸檬さん作の『ぎゅ』『こちょこちょ』『ちゅ』という3作。

自然と子どもとぎゅーしたりなでなでできる絵本です。

とくに何度も繰り返し読んだのが『ぎゅ』で、主人公のトリさんがおほしさまにぎゅーしたり、頭をなでたり、背中をトントンしたり、抱っこをしたりするお話なのですが、自然と子どもにぎゅーしたり、なでなでしたりできるので、絵本を読み聞かせるのが苦手な方にもおすすめです。

それ以外にも、『こちょこちょももんちゃん』や『くっついた』『きゅっきゅっきゅっ』といった作品でも、子どもとスキンシップがとれるので、どんな絵本を選べばよいか分からない!という方は、ぜひこのあたりの絵本を手にとってみてはいかがでしょうか?

なかでも、三浦太郎さん作の『くっついた』では、「おかあさんとわたしが くっついた」というフレーズがあるのですが、私が「おかあさんと娘ちゃん(娘の名前)が~」と言うと、娘が「くっついた!」と言ってほっぺをくっつけてくれるようになりました。

編集長

0歳のころから読み続けてきてよかった!と感じる瞬間でした。

2 赤ちゃんの情緒が安定する

赤ちゃんに絵本を読み聞かせることで、赤ちゃんの情緒が安定するともいわれています。

お腹の中にいるときから、ママのやさしい声を聞いていた赤ちゃんにとって、ママの声は特別なもの。

そんなママの声で絵本を読み聞かせしてもらえるからこそ、赤ちゃんはやさしく、落ち着いた気持ちになれます。

それに、子どもにとって絵本を読んでもらう時間というのは、ママやパパの愛情を100%感じられる幸せな時間です。

大人はそれほど大切に感じないかもしれませんが、赤ちゃんはこの幸せな時間を過ごすことで、自分はママとパパから愛されるべきかけがえのない存在なのだと感じて、それが自己肯定感を養うことにもつながっていきます。

もし妊娠中に読んでいた絵本があるのならば、その絵本を繰り返し読むことで、赤ちゃんとの思い出の絵本となるので、これからも読み続けることがおすすめです。

ちなみに、ベネッセが運営している「たまひよ」では、お名前入りえほんを無料でプレゼントしています。

わが家では、上の子を出産したときも、下の子を出産したときも応募して、絵本をもらいましたが、子どもの名前が絵本に入っているので、読んでいる側(親)も絵本に愛着がわきます。

0歳のときには子どもは絵本の内容をわかっていなかったかもしれませんが、今では、2歳の娘は「この絵本は、私のことが書かれた絵本!」としっかりと理解しています。

イラストのタッチも素敵で、無料とは思えないクオリティです。

3 ことばに触れることで、言語能力の基礎を身につける

赤ちゃんの視力は低いので、絵本を隅々まで注意深く見ることはできませんが、絵本の音(ことば)を楽しんでいます。

音がおもしろい絵本といえば、『もこもこもこ』や『ごぶごぶごぼごぼ』『じゃあじゃあびりびり』『ころころころ』など。

『もこもこもこ』と『ころころ』は、私自身が幼少期に何度も読んでもらった絵本。

これらの絵本は、オノマトペ(擬音語・擬態語)に触れたり、繰り返しことばに触れることができるので、赤ちゃんは、ことばっておもしろい!と感じることができます。

※オノマトペとは、擬声語を意味するフランス語のことで、擬声語には次の2つがあります。

擬声語とは?
・擬音語:物音や声を真似て表現する。
・擬態語:状態や心情など音のないものを音で表現する。

リズミカルなことば心地よいことば繰り返しことばなどに触れることで、言語能力の基礎を身につけることができます。

4 絵本を目で追うだけで、脳の発達につながる

赤ちゃん向けの絵本は原色を使っていたり、カラフルな絵本を選ぶのがおすすめです。

というのも、先ほどお話ししたとおり、赤ちゃんの視力は高くないので、うすい色や最近流行りのくすみカラーだとはっきりと見ることができないからです。

ママやパパがページをめくるのを目で追うだけでも、赤ちゃんにとっては刺激になって、脳の発達につながると言われています。

カラフルな絵本といえば、Sassyのあかちゃんえほんシリーズが有名。

わが家には『にこにこ』と『もぐもぐ』があるのですが、どちらの絵本も子どもたちのお気に入り絵本のひとつです。

ほかにも『しましまぐるぐる』や『もいもい』なども、パキっとした色が使われていてカラフルなので、赤ちゃんが喜んでくれると思います。

わが家では2歳のお姉ちゃんが0歳の弟に読み聞かせていることも……。

5 手で絵本に触れることで、手指の発達にもつながる

ママやパパが絵本を持って読み聞かせて、赤ちゃんはただそれを聞いているだけではもったいないです。

絵本が汚れてしまったり、破れてしまう可能性もありますが、赤ちゃんに絵本をたくさん触らせてあげてください

赤ちゃんはいろんなものを触ったり、なめたりすることで、いろんな世界に出会います。

手指の発達にもつながってくるので、赤ちゃんが絵本をさわりたそうにしていたり、遊びたい様子であれば、破れてもよい絵本や、赤ちゃんでも握りやすい小さめの絵本少し頑丈な絵本を渡してあげましょう。

また、読み聞かせをしていると、1ページずつ順番に正しく読みたい!と思うかもしれませんが、0歳の赤ちゃんに順序立てて読む必要はありません。

赤ちゃんが開いたページから読んであげればよいですし、途中で赤ちゃんが絵本で遊びだしたら、無理に最後まで読もうとしなくても大丈夫です。

何より大切なのは、ママやパパ、赤ちゃんが絵本の読み聞かせの時間を楽しく過ごすことです。

赤ちゃんと過ごすかけがえのない時間を有意義に過ごすためにも、明るく楽しい気持ちで読み聞かせてあげてくださいね。

0歳の赤ちゃんにおすすめしたい絵本15選

ここまで、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせるメリットや効果についてお話してきました。

実際に私が読んできた絵本もたくさんご紹介してきましたが、とくにおすすめしたい絵本をまとめますね。

赤ちゃんとのスキンシップやふれあいができる絵本

①『ぎゅ』(はるな檸檬さん作)

トリさんがおほしさまの背中をさすったり、頭をなでたり、抱っこしたり、自然と赤ちゃんとのふれあいを楽しめます。

②『こちょこちょ』(はるな檸檬さん作)

トリさんがあかちゃん島を探検しながら、あんよやわき腹をこちょこちょします。実際に赤ちゃんにこちょこちょしながら読むと、ケラケラと笑ってくれて、親子で笑顔になれる一冊です。

③『ちゅ』(はるな檸檬さん作)

トリさんが焼き立てパンにちゅ、するお話。わが家では、実際にはせずに赤ちゃんに手で触れるようにしています。

④『くっついた』(三浦太郎さん作)

あひるとあひる、さるとさる、ぞうとぞうなどがくっつく、おもしろい絵本です。絵本のなかでは、ママとわたし、パパもくっつくので、頬を合わせてスキンシップをとることができます。

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⑤『こちょこちょ ももんちゃん』(とよたかずひこさん作)

子どもはみんな大好きといっても良いのでは?と思うほど人気のとよたかずひこさん作のももんちゃんシリーズ。『こちょこちょももんちゃん』では、いろんな動物たちにこちょこちょするももんちゃんでしたが、最後は……?

⑥『きゅっきゅっきゅっ』(林明子さん作)

動物のぬいぐるみたちと一緒にスープを飲む赤ちゃん。みんなが体のいろんなところにスープをこぼすので、赤ちゃんが拭いてあげていましたが、あれ?スープを飲み終えた後の赤ちゃんのお口は……?

⑦『すりすりこちょこちょだっこでぎゅっ!』(うらつかりょうまさん絵)

クマの親子が「ほっぺをすりすり」「あんよをこちょこちょ」など、ふれあいを楽しんでいます。読み聞かせながら実際に赤ちゃんにやってあげると、より楽しめますね。

オノマトペなど心地よいことばに触れることができる絵本

⑧『もこもこもこ』(谷川俊太郎さん作)

谷川俊太郎さんの名作『もこもこもこ』は、赤ちゃんがよろこぶ擬音語がたくさん出てくる不思議な絵本です。

⑨『ころころころ』(元永定正さん作)

きれいないろだまがころころころ。目で追うだけでも楽しい一冊です。

⑩『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこさん作)

「いぬワンワン」「みずじゃあじゃあ」「かみびりびりびり」など、動物の鳴き声やモノが発する音を表現した絵本。小さいので持ち運びにも便利で、お出かけの際にも重宝します。

⑪『ごぶごぶごぼごぼ』(駒形克己さん作)

「ぷぷぷぷぷ」「じゃわじゃわー」「ごぶごぶごぼごぼ」など、音のおもしろいリズムを楽しむことができます。赤や黄色、青などカラフルではっきりとした色が使われているので、赤ちゃんもしっかりと目で追ってくれます。

赤ちゃんが目で追えるカラフルな絵本

⑫『Sassyのあかちゃんえほん にこにこ』

最後の「いないいないばあ!」では、「いないいない……」と私が読むと、赤ちゃんが「なんだなんだ?」と興味を示します。赤ちゃんの気をひいたところで、次のページをめくって「ばあ!」と読むと、毎回ケラケラと笑ってくれます。

⑬『Sassyのあかちゃんえほん もぐもぐ』

「ぷちぷち」「じゅわー」などオノマトペが楽しめる一冊。赤や黄色、緑、青など、はっきりとしたカラフルな絵本なので、赤ちゃんにも楽しめます。

⑭『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』(かしわらあきおさん作)

「しましま」と「ぐるぐる」が交互に出てきます。「しましましま あめざーざー」「ぐるぐる ひえひえソフトクリーム」など、動物やいろんなモノたちがしましまとぐるぐるで表現されていて、読んでいてもおもしろいです。

⑮『もいもい』(市原淳さん作)

「もいもい?」「むいむい」「まいまい」「もいもいぽ?」など、音やリズムが楽しくて、おもしろい絵本です。「もいもいって何なんだろう?」と不思議な気持ちになる一冊。

まとめ

0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせするメリット・効果はたくさんありました。

  • 親子のきずなが深まる
  • 赤ちゃんの情緒が安定する
  • ことばに触れることで、言語能力の基礎を身につける
  • 絵本を目で追うだけで、脳の活性化につながる
  • 手で絵本に触れることで、手指の発達にもつながる

赤ちゃんなので、まだ絵本の内容を理解できるわけではありませんが、読み聞かせの時間が親子のきずなを深める有意義な時間になることはまちがいありません。

親子のふれあいだけでなく、ことばを育むための土台になったり、絵本に触れることで触覚機能を高めることにもつながるので、ぜひ0歳の頃から絵本の読み聞かせを習慣にしてみてくださいね。

0歳の赤ちゃんにはしかけ絵本もおすすめ!こちらの記事では、しかけ絵本の選び方やおすすめの絵本も紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

わが家では、絵本の読み聞かせだけでなくお歌の時間も大切にしています。

こちらの記事では、おすすめのうた絵本を紹介しているので、赤ちゃんに童謡を聴かせたいなと思っているママはぜひ読んでみてくださいね。

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