はじめて赤ちゃんを飛行機に乗せるのってドキドキしますよね。
大人だけで搭乗するときにも、手荷物とスーツケースに荷物を分けたり、スーツケースに荷物が入らなくて困ったりと大変なのに、赤ちゃんの荷物のことや機嫌、食事のことも考えなければならないとなると、「もう旅行や帰省を辞めてしまいたい!」と思ってしまうママやパパもいるのではないでしょうか。
我が家は夫の実家が飛行機で移動しなければならない場所にあるので、産後一度も帰省していませんでした。
義父母も孫に会いたいだろうなとか、義兄家族(子どもにとっての従兄弟)や夫の親戚にも会えていなかったので、会わせてあげたいなとは思っていたものの、産後の私には体力が残っておらずこれまで放置していました。
しかし急に、義両親・義兄家族と一緒に旅行することが決まり、10ヶ月の子どもを飛行機(国内線)に乗せることになったのです。
編集長え、準備もろもろどうしよう?って感じでした。
そこで今回は、10ヶ月の赤ちゃんをはじめて飛行機に乗せる際、赤ちゃんがぐずらないための対策や、赤ちゃん連れの旅行で準備するべきものをまとめました。
10ヶ月の赤ちゃんを飛行機でぐずらせないためには以下の7つの対策が重要です。
- おもちゃを与える
 - 絵本を読んであげる
 - 搭乗前にミルクを飲ませる
 - ハイハイする赤ちゃんにはレジャーシートを用意する
 - おむつの交換で席を立つ
 - 朝寝や昼寝の時間に合わせたフライトにする
 - スマホやタブレットで動画をみせる
 
生後6ヶ月の赤ちゃんを連れて飛行機に乗ったときのことは、こちらの記事にまとめています。
6ヶ月の方が月齢が近い方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。


赤ちゃん連れの旅行は準備が9割


赤ちゃん連れの旅行は大変です。
自分たちのことだけでなく、赤ちゃんの準備や、機嫌、体調などにも気遣わなければならないからです。
ただ、事前にしっかりと準備をしておけば、何か不測の事態が発生した際にも対処できます。
先の先を読んで準備しておくことが大切です。
赤ちゃん連れの旅行にマストで準備するもの
日頃、近場のお出かけでも準備していると思いますが、最低限必要な持ち物は以下のとおりです。
- おむつ(普段よりも多めに用意)
 - おしり拭き
 - おむつ替えシート
 - おむつ用ゴミ袋
 - 粉ミルク(または液体ミルク)
 - 哺乳瓶(プラスチックタイプがおすすめ)
 - 哺乳瓶用ブラシ(哺乳瓶を洗う際に)
 - 保温力の高い水筒(調乳用)
 - 湯冷まし(調乳用)
 - 着替え一式(肌着、服)
 - スタイ
 - ガーゼ
 - ウェットティッシュ(口・手ふき)
 - 授乳ケープ
 
旅行のときについ忘れがちな持ち物
普段のお出かけでは日中に必要なものだけ持ち歩けば良いですが、旅行となると泊まることになるのでお風呂セットや食事の準備などを持っていく必要があります。
- 防寒着(体温調節できるようにカーディガンなどがあると◎)
 - ヒップシート、抱っこ紐(移動の際に。ベビーカーでも良いですね)
 - おくるみ(防寒として)
 - 離乳食(ベビーフードを用意しておきましょう)
 - バスタオル(旅館やホテルについていない場合)
 - お食事エプロン
 - 離乳食用のスプーン
 - 離乳食用の容器(お皿)
 - ベビー用マグカップ(水分補給に)
 - 水分補給用の水や麦茶
 - ベビーソープ、ベビーシャンプー
 - 保湿アイテム
 - 日焼け止め
 - 帽子
 - 母子手帳、保険証、お薬手帳
 - ベビー用の歯ブラシ
 - 虫よけスプレー
 
早めに買っておいて赤ちゃんに慣れさせておくとよいと思います。
荷物が多くて大変であれば事前に郵送する
旅行や帰省の当日に使うものは手荷物にしておく必要がありますが、翌日以降の衣類やベビーフードなど、手荷物にする必要がないものは、事前に郵送するとラクちんです。
宅配料はかかってしまいますが、荷物が減るだけでストレスも軽減されるので、可能であれば事前に郵送しておくのがオススメです。
旅行だとなかなか難しいかもしれませんが、帰省の場合は、事前に両親(義両親)に必要なものを伝えておき、買っておいてもらっても良いと思います。
郵送する際に気を付けるのは「段ボール箱」で送ること。スーツケースを送ると、扱いによってはスーツケースが割れたり壊れてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
10ヶ月の赤ちゃんが飛行機でぐずらないための7つの対策
ママやパパにとっても赤ちゃん連れの飛行機はドキドキソワソワすることですが、気圧の変化やはじめての場所で赤ちゃんも緊張しますので、赤ちゃんが少しでもぐずらずに、家族みんながリラックスして過ごせるように準備しておきたいですね。
1 おもちゃを与える
事前に新しいおもちゃを準備しておきましょう。
はじめて見るおもちゃで遊んでくれることもありますし、まったく興味を示さなかったときに備えて、いつも遊んでいるお気に入りのおもちゃも持っていくようにしましょう。
2 絵本を読んであげる
旅行なのでなるべく荷物は少なくしたいですよね。
比較的小さめの絵本を選んで持って行きましょう。
こちらもお気に入りの絵本と新しい絵本があると赤ちゃんが食いついてくれるかもしれません。
3 搭乗前にミルクを与える
フライト中にお腹が空かないように搭乗前に授乳・ミルクを与えておきましょう。
ただし搭乗から離陸までは時間がありますので、早めにあげすぎないように気をつけたいですね。
4 ハイハイする赤ちゃんにはレジャーシートを用意する
10ヶ月になるとハイハイやつかまり立ちをする赤ちゃんもいるでしょう。
座席にずっと座っているのが嫌でぐずるかもしれません。
小さめのレジャーシートを持っていっておくと、赤ちゃんがぐずった時に座席の下に敷いてハイハイやつかまり立ちをさせることもできます。
5 おむつの交換で席を立つ
なるべく搭乗前におむつ交換は済ませておきたいですが、こればかりはどうなるか読めませんよね。
赤ちゃんが気持ち悪くて泣いてしまう前に、おむつの交換をしましょう。
席を立って機内を歩くだけでも(狭い飛行機の場合は難しいですが)赤ちゃんの気が紛れるかもしれません。
6 朝寝や昼寝の時間に合わせたフライトにする
飛行機に乗って赤ちゃんが寝てしまえば泣くことはありませんし、ママやパパに抱っこされた状態であればぐずり続けることは回避できるかと思います。
フライトの時間から離乳食やミルク、起床、就寝の時間を逆算するのは大変だと思いますが、赤ちゃんのルーティンをずらさないようなフライト時間にするのも一法です。
7 スマホやタブレットで動画をみせる
最終的に困ったときは動画に頼りましょう!
普段はテレビやYoutubeを見せていないというママパパもこの日くらいは大目に見てはいかがでしょうか?
事前にスマホやタブレットにダウンロードしておくと回線や電波状態が悪くなってもストレスフリーで見せることができます。
赤ちゃんは飛行機でツバを飲んで耳抜きできない
飛行機に乗った際、大人はツバを飲み込んだりして耳抜きしますが、赤ちゃんにはできませんよね。耳に違和感があって泣き出してしまうかもしれません。
そんなときに簡単にできる耳抜きの方法をご紹介します。
耳抜きするために母乳やミルク、水を飲ませる


耳が詰まった感じを解消させるためには、母乳やミルク、水などを飲ませてあげましょう。
とくに離着陸の際は急激な気圧変化が起こるので、準備しておくと安心です。
ただし、ベビー用のマグカップは気圧によってこぼれてしまうものもあるので注意が必要です。
※ミルクの持ち込みについては各航空会社のホームページをご覧ください。
おしゃぶりをくわえさせる


水分を取らせることができない場合は、おしゃぶりをくわえさせるのも有効です。
まとめ
赤ちゃんが飛行機でぐずらないための対策は以下の7つがありました。
- おもちゃを与える
 - 絵本を読んであげる
 - 搭乗前にミルクを飲ませる
 - ハイハイする赤ちゃんにはレジャーシートを用意する
 - おむつの交換で席を立つ
 - 朝寝や昼寝の時間に合わせたフライトにする
 - スマホやタブレットで動画をみせる
 
赤ちゃんとの旅行や帰省は不安がつきもの。
急なことにも臨機応変に対応できるよう、事前に備えておきたいですね。
赤ちゃんにとってはじめての飛行機での遠出旅行。家族全員が楽しめることを願っています。







