せっかく選んで買ったおもちゃも子どもが遊んでくれなければ意味がありませんよね。
親としては長く楽しく遊んでくれるおもちゃを選んであげたいと思うものだと思います。

わが家の2歳の娘と8ヶ月の息子もおもちゃが大好き。まだお姉ちゃんしか遊べないおもちゃも多いですが、2人で一緒に遊べるおもちゃもあります。いろんなおもちゃを買ってみましたが、気に入る・気に入らないがありました……。
今回は2歳と0歳(8ヶ月)の姉弟を育てる母が実際に買ってよかった!とおすすめしたいおもちゃをご紹介したいと思います。
0歳のときに買ってよかったおもちゃ
赤ちゃんが0歳のときに買ってよかったおもちゃは以下の10個です。
- 泣く子もケロリ!魔法のラトル
- オーボール
- 歯がためラトル
- くまのプーさんえらべる回転6WAY ジムにへんしん
- ジョイントマットの端
- コップかさね
- くもんのうたえほん
- カスタネット
- くっついた(絵本)
- こちょこちょ(絵本)
ではひとつずつ詳しくみていきましょう!
1 泣く子もケロリ!魔法のラトル
このガラガラには何度助けられたか分かりません。
ラトルをフリフリするだけで赤ちゃんが泣き止んでくれました。
娘が赤ちゃんの時も大活躍でしたし、今8ヶ月の息子にも使っています。
日常あそびのおもちゃとしても活躍していて、家の中だけでなく外出時のマストアイテムでもあります。
手で握ったり振ったり、コロコロと転がったラトルを追いかけたりと遊び方もたくさんありますよ。



魔法のラトルのアンバサダーになれるのではないかというくらい小さな子どものいる友人に勝手に布教しています(笑)それくらいおすすめのおもちゃです!


2 オーボール
わが家ではラングスジャパンのオーボールを使っています。
カラーバリエーションも豊富で、中にビーズが入っているので手で振るとガラガラ音が鳴ります。
ボール自体が柔らかいので赤ちゃんが持ったり投げたりしても怪我をする心配がなく、赤ちゃんでも握りやすい網の目になっているのも嬉しいポイント。
赤ちゃんが追視をする頃から使い始めましたが、ずり這いをするようになってから遊びの幅が膨らんだ気がします。
3 歯がためラトル
生後6ヶ月以降、赤ちゃんは歯が生えてきますので歯がためを使うと便利です。
歯の生えかけはむず痒くなるので、歯がためをカミカミして遊ぶことも。
歯がためはいろんなタイプのものが販売されていますが、わが家で使ったのはSassyの「カミカミみつばち」ラトルです。感触の異なる4つの羽が赤ちゃんの五感を刺激します。
ベビーカーにつけたりしてお家での遊びだけでなく、外出時のおもちゃとしても重宝しました。


4 くまのプーさんえらべる回転6WAY ジムにへんしん
タカラトミーから発売されているくまのプーさんのメリー、通称「プーメリー」はとても人気がありますよね。
赤ちゃんの成長に合わせて長く使用できるのでママやパパにとっても嬉しいおもちゃのひとつだと思います。
- ベッドメリー:ゆっくり回るメリーを赤ちゃんが追視して楽しめます。
- フロアメリー:赤ちゃんをベッド以外の場所に置く際に。よりメリーを近く感じることができます。
- ナイトメリー:夜間授乳やおむつ替えの際にライトとして活用できます。
- おねんねジム:組み換えるとジムに。プーさんを引っ張るとお喋りして楽しさも倍増します。
- おすわりビジー:ボタンを押して遊ぶことができます。いろんな音楽を鳴らして遊べます。
- つかまり立ちジム:つかまり立ちをするようになった赤ちゃんが遊べます。(※つかまり立ちをはじめた赤ちゃんは不安定なので保護者が近くで見守ってくださいね)
メリーは比較的寿命が短い印象がありますが、つかまり立ちをする月齢でも遊ぶことができますよ。


5 ジョイントマットの端
おもちゃとして販売されているものではないのですが、わが家の赤ちゃんがハマっていたのがジョイントマットの端っこ。
食べたらダメなものを食べたくなるのが赤ちゃんなのか分かりませんが、ジョイントマットの端を取ってはがじがじかじっていました。
あまりに噛んでしまい危ないので取り外してしまいましたが、ピープルさんから「ウレタンマットの噛み心地一人でマットります!」という商品が発売されています。
ウレタンマットをがじがじがじるのに手を焼いているパパさんママさんは一度購入してみてはいかがでしょうか。


6 コップかさね
おすわりができるようになったらカラフルなコップで遊ぶのもおすすめです。
コップを重ねたり積み上げたり、数遊びとしても使えるので長く遊ぶことができますよ。
手先を使うので発達にもよさそうなおもちゃのひとつです。


7 くもんのうたえほん
曲数が200曲と豊富なのはもちろん、歌ごとにイラストが描かれているので、お子さんが場面を想像しながら聴くこともできます。



歌と絵本を大切にしているママやパパにもってこいのアイテムです。ことばを育むきっかけになってくれると思います。


くもんのうたえほんについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、興味のある方は読んでみてくださいね。


8 カスタネット
何か楽器を使ってみたいときにおすすめなのがカスタネット。
うちの子どもたちは8~9ヶ月ごろから拍手ができるようになったのでそのタイミングで遊ばせるようになりました。
音がなると楽しいですし、楽器系のおもちゃは長く使えるので重宝しています。


9 くっついた(絵本)
金魚や象などの生き物がくっつく様子が絵本になっているのですが、最後はママと子ども、パパもくっつきます。
読んでいるママやパパとお子さんが笑顔になれる絵本です。
色もカラフルなので赤ちゃんにも目にとまりやすいと思います。
10 こちょこちょ(絵本)
この絵本はスキンシップ絵本としてつくられたもので、「ぎゅ」「ちゅ」「こちょこちょ」の3作品があります。
わが家には全作ありまして全部赤ちゃんのお気に入りなのですが、「こちょこちょ」も赤ちゃんとふれあえるので、低月齢の赤ちゃんにおすすめの一冊です。


1歳のときに買ってよかったおもちゃ
赤ちゃんが1歳のときに買ってよかったおもちゃは以下の10個です。
- ルーピング
- ボーネルンドおさかなシロフォン(木琴)
- PLAN TOYS ユニットブロック
- はじめてずかん
- アンパンマンのくるころタワー
- アンパンマンのお絵描き天才脳おしゃべりらくがき教室
- D-Bike
- 赤ちゃん版ノンタンシリーズ(絵本)
- アンパンマンとおともだちブロックセット
- BRIO 型あわせボックス
ではこちらもひとつずつ詳しくみていきましょう!
11 ルーピング
0歳のときは遊び方が分からなかったのかハマらなかったのですが、1歳になってから遊んでくれるようになったのがルーピングです。



発達段階に合っていないと遊ばないのだな…と私自身が学んだおもちゃのひとつでもあります。
もしおもちゃを渡してみても遊ばないようでしたら、少し時期を置いてみるのも手だと思います。
ルーピングは手指の発達につながるのでおすすめです。
12 ボーネルンドおさかなシロフォン(木琴)
娘が1歳になる少し前に買ったのがボーネルンドのおさかなシロフォンでした。
バチをなめたりしたので1歳を過ぎた頃に改めて遊ばせたら、バチで音を奏でていたのでやはりこれもタイミングだなと感じました。
ボーネルンドのおもちゃは品質も高いので本物の音を聴かせることができます。
安全性も高く、長く使えるおもちゃのひとつです。


13 PLAN TOYS ユニットブロック
積み木を積んだり、並べたりできるようになるのが1歳を過ぎてからだと思いますので、この頃に積み木で遊ばせるとよいと思います。
2歳を過ぎても長く遊べるので長期間使用できるのもうれしいですね。
いろんな積み木がありますが、シンプルで木製のものを選ぶのがおすすめです。


14 はじめてずかん
1歳の誕生日プレゼントに選ぶ方も多いのではないでしょうか?
1歳になると気になるのが発語。はじめてずかんをおもちゃとして取り入れてみたら言葉が出てくるようになった!というママさんも多いですよね。
タッチペンを使うと音が出るので、お子さんが一人で遊ぶこともできます。


15 アンパンマンのくるころタワー
アンパンマンのくるころタワーも人気のおもちゃですよね。
アンパンマンの頭にボールを入れると「ポンッ!」と音がして、転がるボールにあわせておしゃべりとメロディが流れます。
ボールをにぎって、はなすの繰り返しによって指先の発達を育んでくれます。


16 アンパンマンのお絵描き天才脳おしゃべりらくがき教室
1歳ごろからペンをもって線を描けるようになるので(ぐちゃぐちゃですが)お絵描きボードもおすすめです。



娘はお絵描きが大好きなので、よくこのお絵描きボードで遊んでいました(2歳の今でもよく遊んでいます)。
付属のペンを使用するので、油性ペンで机や壁を汚される心配がないのもママには嬉しいポイントです。


17 D-Bike
1歳を過ぎると乗り物系のおもちゃも買いたくなりますよね。
わが家で取り入れていた乗り物はD-Bikeという三輪車です。
前輪の幅やサドルの高さを調整することができるので、長く遊べるおもちゃです。
またデザイン性にも優れているので、部屋に置いておいても違和感がありません。


18 赤ちゃん版ノンタンシリーズ(絵本)
ノンタンの絵本には「赤ちゃん版」があるのをご存じでしたか?
身の回りのおもちゃや食べ物を取り入れたり、トイレや歯磨きなどの生活について触れることができる絵本です。
1歳でも読みやすい内容になっていて、娘が通う保育園でも先生が読み聞かせをされていました。
19 アンパンマンとおともだちブロックセット
はじめてのブロックとして取り入れやすいのがアンパンマンのブロック。
アンパンマンやバイキンマンなどのキャラクターが描かれていて、積み上げたり並べたりして遊ぶことができます。
アンパンマン大好きなお子さんならハマること間違いなしです。


20 BRIO 型あわせボックス
型にはめる積み木は1歳ごろから遊べるようになります。
娘に1歳前に渡したときには遊び方が分からなかったようでしたが、1歳すぎからマルやサンカクの型にはめられるようになりました。
型にはめる積み木はいくつか持っていますが、簡単で取り入れやすいのがBRIOのボックスだと思います。
シンプルなつくりになっているので、はじめてのお子さんにも遊びやすいのではないでしょうか。


2歳のときに買ってよかったおもちゃ
子どもが2歳のときに買ってよかったおもちゃは以下の10個です。
- ニューブロック
- おままごとキッチン
- 平均台(ウェーブバランス)
- メルちゃん
- パズル
- ピアノのおもちゃ
- レジスター
- トランポリン
- アンパンマンの太鼓
- 粘土あそび
ではひとつずつ詳しくみていきましょう!
21 ニューブロック
ブロック遊びは指先を使うので手指の発達によく、またいろいろな形のものをつくるときには想像しながら組み立てるので想像力を養うことにつながります。
ブロックをお花やくだものに見立てて遊ぶことでごっこ遊びにもつながります。



2歳の娘がブロックを組み立てている横で、8ヶ月の息子はニューブロックをカミカミして遊んでいます。微笑ましい光景のひとつです。


22 おままごとキッチン
おままごとには手先が器用になることだけでなく、社会性が身についたり想像力がついたり、語彙数が増えるなどたくさんのメリットがあるといわれています。
実際に娘もおままごとキッチンでいろいろな料理をつくったり、手を洗うマネをしてみたり、洗いものをしたり、いろんな動きをしています。
普段からママやパパがキッチンで料理をつくっている様子をみて大人のマネをしながら社会性を身につけていくのだなと実感します。


23 平均台(ウェーブバランス)
全身あそびの中でも体幹を鍛えるのによいのが平均台です。
バランス感覚を養うことができるという機能的な面ももちろん良いのですが、室内であそべて、場所を取らないというのもうれしいポイントです。



たまに私も平均台を歩いてバランス感覚を養っています(笑)


24 メルちゃん
お人形あそびは自分と他人の心の動きは異なることを学ぶきっかけになったり、他者を思いやる力を身につけたり、言葉を理解して伝える力が身につくといわれています。
娘も「メルちゃん寒いかなぁ?」と言ってメルちゃんに服を着せたり(自分ではできないのでメルちゃんのお着替えの大半はママがしています)「メルちゃんねんねするかな?」とおふとんをかけてあげたりしています。
こうやって他者を思いやる心が育っていくのだなと感じます。


25 パズル
パズルに取り組むときにはピースの少ない簡単なものから始めた方が良いと思います。
パズルをすることで集中力が身についたり、完成することで達成感を味わうことができます。
娘は保育園でもパズルに挑戦していて楽しそうに取り組んでいます。



8ヶ月の弟がいるのであまり細かなパズルは導入できないのですが、慣れてきたらもう少し複雑なものにも挑戦させたいなと思っています。


26 ピアノのおもちゃ
手先がどんどん器用になってくるので2歳ごろにはピアノのキーボードも押せるようになります。
とくに音楽が好きな子はハマるのではないかと思います。
曲が鳴るピアノおもちゃやピアノ絵本もあるので導入しやすいですよ。


27 アンパンマンのレジスター
レジスターのおもちゃは対象年齢が3歳~のものもあり、2歳だと少し早いかな?と思いますが、アンパンマンのレジスターの対象年齢は1.5歳で、アンパンマンは人気キャラクターなのでハマる子どもが多い印象があります。
本格的に楽しむことができますよ。


28 トランポリン
全身あそびとして取り入れるのにも良いのがトランポリン。
空中でバランスを取りながらジャンプするので効率よく全身運動ができます。
2歳だと落下の心配などもあるので大人がそばでしっかりと見守ってあげましょう。
また、子どもだけでなく大人も使える耐荷重のものを選ぶとパパやママも使えます。
ちょっとしたエクササイズにもなって楽しいですよ。


29 アンパンマンの太鼓
アンパンマンのキャラクターが描かれているのでかわいいです。
太鼓をたたくと音が鳴るというシンプルなおもちゃですが、太鼓の音自体があまり大きくないのでうるさくなくて大人にもありがたいです。



わが家は赤ちゃんがいるので、うるさくすると赤ちゃんが起きてしまうことも。このドラム太鼓はうるさいほどではないのでこちらも安心して見守っています。


30 粘土あそび
2歳になると食べる心配もなくなってくるので粘土で遊べるようになってきます。
まだ簡単なものしかつくれませんが、粘土を伸ばしてへびをつくったり楽しめるようになります。
手指の発達にも良いですし、想像力を働かせることができるので粘土あそびは日々の遊びとしても取り入れたいですね。


まとめ


3歳ごろからは親自身が子どもの好みの傾向が分かってきたり、お子さんも自分で「これがいい!」と選べるようになってきます。
しかしそれまでの時期(0歳から2歳ごろまで)はどんなおもちゃを選べば良いか判断が難しいですよね。
わが家は決しておもちゃが多い家庭ではなく、「まだ早かったかな?」と思うこともありますが、月齢や発達に合わせておもちゃを選んで購入しています。
「子どもの手指の発達につながるかも?」「音が鳴るので聴覚にも良い影響がありそう!」「カラフルな色合いがかわいい」「木製なのでシンプルで安心感がある」など、そのように感じるおもちゃを選ぶようにしています。
親子であそべるおもちゃを選ぶというのもひとつだと思います。
どんなおもちゃを好むかどうかは赤ちゃん次第ではあると思いますが、ぜひおもちゃを選ぶときの参考にしていただけると嬉しいです。
おもちゃ選びに正解はありません。
お子さんとの大切な時間に、おもちゃを使って楽しく過ごせますように。