保育園見学で必ず確認すべき26のこと

夫婦共働きで、産後に職場復帰しようと考えている方が必ずしなければならないのが「保活」。数年前に「保育園落ちた。日本死ね」という強烈な言葉が匿名ブログに投稿され、待機児童が問題視されましたが、その状況は改善されているものの地域による差が大きく、保活で苦戦するママが多いのが実情です。

かく言う私も現在一児のママ。保育園の一歳児クラスに子どもを入れて職場復帰しようと考えていますが、保育園選びって難しいですよね。地域の保育園一覧(私は自治体から地域の保育園がすべて書かれたマップをもらいました)から通えそうな保育園をリストアップし、一件ずつ電話をかけて保育園を見学の予約をし、実際に見学。その上で希望の保育園を選んでいく。しかし、希望の保育園の倍率が高ければ落ちてしまう可能性もありますし、なかなか厳しいのが現状です。

とはいえ、保活は何もしなければ始まらないので、まずは重い腰を上げて活動しましょう。今回は、保育園見学で必ず確認すべき26のことをリストにまとめましたので、実際に保育園を見学する際にご活用ください。

目次

保育園見学までに自身で確認すること

まずは保育園見学に向けて、ご自身で調べられることは事前に調べておきましょう。

①区分

公立なのか私立なのか、認可なのか認可外なのかを確認しておきましょう。

②住所

見学当日に慌てないように、保育園の所在地は必ず確認しておきましょう。

③電話番号

見学予約する際に必要なので事前に調べておきましょう。電話帳に登録しておくと、当日もし何かあった場合に連絡しやすいので便利です。

④定員数

入園希望時期の定員数は確認しておくようにしましょう。

⑤保育時間

保育時間は何時から何時までなのかは要チェックです。延長保育する場合は、その時間も確認しましょう。

⑥立地条件

自宅や職場からのアクセスが良いかどうかを確認しましょう。また、夜は街頭などがあって明るいかどうかもポイントです。

⑦駐車場や駐輪場の有無

車での送迎を想定している場合は、駐車場があるかどうかを確認しましょう。また駐輪場やベビーカーでの登園が可能かどうかも聞いておきたいですね。園によってはベビーカーや抱っこ紐を置いておけるところもあるので、そのあたりも確認すると良いでしょう。

⑧保育園のHP

園の方針や1日の様子、行事を掲載している保育園もあるので事前に確認を。

見学中に自身で確認すること

保育園の見学中にご自身で確認したいことを以下にまとめました。園の雰囲気や様子は選ぶ際に大切にしたい観点のひとつだと思いますので、お子さんを安心して預けることができるかどうかをしっかりチェックしましょう。

⑨先生の様子

言葉遣いや声かけ、雰囲気はどうか確認しましょう。先生たちの対応に余裕があるかどうかもみておきたいですね。

⑩子どもたちの様子

イキイキしているか、楽しそうかどうかの確認を。園での教育に重きを置く場合は、挨拶ができるかどうかをチェックしましょう。

⑪遊具や設備の衛生状態

遊具が古すぎると子どもの事故や怪我につながる危険性も……。また園庭やプールがあるか、日当たりはどうかなどを確認したいですね。

⑫おもちゃの種類

どのような種類のおもちゃがあるか、おもちゃは多いか少ないかをチェックしましょう。

先生に直接聞いて確認すること

保育園を見学する中で、先生に聞いて確認したいことをまとめました。なるべく確認したいことはまとめておき、当日抜け漏れなく聞けるようにしておきたいですね。

⑬延長保育をする場合の申請方法

延長保育や土日対応をしている場合は、その申請方法や実際の利用者の割合などを聞いておきましょう。

⑭持ち物

布団やおむつ(おむつはサブスクなのか紙おむつや布おむつを持参するのかなど)、お弁当がある場合は手作り必須か、持ち物の指定はあるかどうかを聞きましょう。

⑮給食の有無

食事の方針(産地や無農薬へのこだわりなど)やアレルギー対応しているかどうかは必ず確認しておきたいことです。

⑯ひとクラスの人数

先生の人数が足りているか、先生たちの目がきちんと行き届いているかどうかを確認しましょう。

⑰保育料以外にかかる費用

行事費や給食費など意外と保育料以外にもお金がかかります。詳細の資料をくれる保育園もありますが、もらえない場合は確認しておきましょう。

⑱行事の程度

保護者参加の発表会や運動会などのイベントがどの程度あるかの確認を。

⑲遊び

園庭で遊ぶ頻度や遊ばせ方(どろんこ遊びを積極的にさせる、遊具を使う、集団で遊ぶなど)、お散歩する場合はそのルートに危険がないかどうかも聞いておきたいですね。

⑳防犯・安全対策

防犯カメラを設置するなど対策をしているか、感染症が流行った場合の対応はどうなっているか要チェックです。

㉑体調不良の際の登園条件

体調不良時のお迎えの条件がどうなっているか確認しましょう。

㉒定員への倍率や待機児童の数

保育園側が把握していない場合もありますが、倍率や待機児童が何人いるかを確認し、申し込み時に参考にしたいですね。

㉓入園時に準備するもの

入園時に手作りのものを準備しなければいけない保育園もありますので、事前に何を準備しなければいけないのか聞いておきましょう。

㉔慣らし保育のスケジュール

無理のないスケジュールかどうかを確認しましょう。

㉕育休中の預かり保育が可能か

もし第二子、第三子を考えている場合、妊娠中に第一子(または第二子)を預けることが可能かどうかも聞いておきましょう。

㉖保護者会の有無

送迎以外で保育園へ行く必要があるのか、役員はどのように決めているのか、確認しましょう。

保育園に見学の依頼をする際に注意すべき点

先生は子どもたちのお世話で日々忙しくしていますので、見学の依頼をする際は丁寧に対応することを心がけましょう。もし、電話で見学のお願いをする場合は、子どもたちがお昼寝をしている13時〜14時半に架電するのがオススメ。なお、実際の見学は、子どもたちの様子を見ることを考えてお昼寝の時間帯を外してお願いすると良いでしょう。園によっては、見学の曜日や時間帯が決まっているところもありますので、園ごとのルールに従ってくださいね。

保育園見学時の服装

フォーマルな服装で行く必要はありませんが、露出が多い服装やジーンズなどのカジュアル過ぎる服装は避けるのが無難です。園内を見学するので動きやすさを重視した清潔感のある服装で行くのがオススメです。また、着脱しやすい靴で行くと園内や園庭を行き来する際にラクでしょう。

保育園見学時の持ち物

とくに保育園から持ち物を指定されることはありませんが、筆記用具とメモ帳は必ず持参するようにしましょう。必要な場合はスリッパや事前にまとめた質問表、クリアファイル、A4サイズが入るカバンを持って行きましょう。

お子さんと一緒に見学に行く場合は、子どもがぐずってしまった時のために、お気に入りのおもちゃを持っていくと安心です。暑い時期だとうちわや飲み物、寒い時期だと防寒具を忘れずに持参しましょう。園内はベビーカーでまわれない可能性がありますので、抱っこ紐も持っていっておき、必要に応じて利用しましょう。

先生や子どもたちの様子をはじめ、設備、園の方針など、保育園見学でしっかりと確認して、子どもを通わせたいかどうかを見極め、納得いく保育園選びをしましょう。

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この記事を書いた人

30代、1児のママ。Webプランナー、フリーマガジンの編集・デスクを経て、現在は教育業界で広報PR担当として働いています。現在は育休中です。
仕事に家事、育児と忙しない日々を送るママとパパでも取り入れやすい知育に関する情報を発信します。

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