こんにちは。2学年差年子の子どもを育てているとうかです。
産前に「完全母乳・混合・完全ミルク」のどれで育てるかしっかりと考えていましたか?
私は「母乳もあげたいし、しんどいときはミルクにも頼りたいから混合かな〜?」となんとなく考えていただけでした。出産前からメリットデメリットを検討してどの方法が自分に合っているか考えられているママは素晴らしいと思いますが、実際のところ母乳が出るかなんて妊娠中はよく分からないし、深く考えない方が大半だと思います。
でも赤ちゃんを産んだらその日から始まる育児。授乳ももちろんしなければなりません。
産婦人科によって指導の仕方もさまざま。私は上の子と下の子を違う産院で出産したので、上の子のときは母子同室、下の子は母子別室と入院中の赤ちゃんとの過ごし方も異なりました。
どちらにしても授乳の指導はあったのですが、とくに上の子のときは「母乳が出ているのか」がまったく分からなくて、入院中もずっと辛かったです。普通分娩だったので出産から5日目に退院することになり、母乳が出ない(出ているのか分からない)まま退院してしまって良いのか?これからの赤ちゃんとの生活は大丈夫なのか?と不安になったのを覚えています。
自宅に帰ってからは赤ちゃんが泣いたらおむつ替えと授乳、抱っこで寝かしつけ……と忙しい日々がスタートしました。一日10回ほどの頻回授乳をしていましたが母乳が出ているのか分からなくて、搾乳してもあまり取れないし、赤ちゃんが栄養不足になってしまうのではないか?このまま完全ミルクにした方がいいのか?など悩みました。
そんな時に私の悩みを解消してくれたのがベビースケールでした。「母乳が出ているかどうかわからない……」という目に見えない不安が、このアイテムによって解消したのです。
そもそもベビースケールって何のこと?

ベビースケールとは赤ちゃん(乳幼児)用の体重計のことで、赤ちゃんの体重を計測することで授乳量を知ることができます。
ベビースケールには、1g単位で測れるものから5g、10g単位で測れるものまで多様にあります。まずは授乳前に赤ちゃんの体重を計測し、授乳後にも再度赤ちゃんの体重を計測することで、赤ちゃんがどのくらい母乳を飲んでいるか可視化することができます。
ベビースケールはなぜ必要なの?
ベビースケールは育児に必ず必要なものではありません。ただ私のように、母乳がちゃんと出ているのか心配、母乳育児を頑張りたいと思っているママにとっては大変役立つ育児用品のひとつです。
また、まずママが母乳をあげて、その後にパパがミルクを足すといった場合にも、「どれだけミルクを作ればよいか分からない」というパパの不安を解消することにつながります。
それに、せっかくミルクをつくったのに、赤ちゃんが飲まなかった……ということもありますよね。
今、ミルクの値段は高騰しているので、なるべく飲み切ってほしい。そういう時にもベビースケールがあればミルクをつくる量を調節できるのでオススメです。
ベビースケールは購入する?レンタルする?
ベビースケールは購入するのではなく、レンタルするのがおすすめです。というのも、一般的なベビースケールの使用期間は限られているから。母乳量が安定しない0〜3ヶ月くらいが使用の目安で、1ヶ月健診で赤ちゃんの体重の増加に問題がなければ使用をやめるママもいます。私は生後2ヶ月ごろまで母乳量が安定しなかったので、3ヶ月ごろまで使用していましたが、使用の頻度は新生児の頃と比べると少なくなっていましたね。
もちろん2人目、3人目を考えている場合は購入しても良いと思います。使わなくなったら親戚や友人に譲れば良いですし、手軽にインターネットや西松屋、アカチャンホンポなどのベビー用品店でも購入できます。
ベビースケールはいつまで必要?
先ほどもお伝えしたとおり、母乳量が安定してしばらく経つ3ヶ月ごろまで使用するママが多いと思います。
ただ早めに安定すれば、レンタルの場合は返却することもできますし、安心材料として置いておいても良いでしょう。
ベビースケールを利用する3つのメリット
1 赤ちゃんが飲んだ母乳量がわかる
授乳前後に計測することで赤ちゃんがどれだけの母乳を飲めているかわかるので、ママの不安解消につながります。ただ増えていなかった場合にはママの不安が増大してしまう可能性も。生後すぐはなかなか母乳量は安定しないので、気にしすぎないことも大切です。
2 成長の記録を正確に把握できる
赤ちゃんの成長記録を残しているママも多いと思います。ベビースケールを使えばどれくらい体重が増えて、成長しているのかを正確に記録することができます。
わが家では母乳量を測るのとは別に、毎週日曜日に赤ちゃんの体重測定をして記録していました。
3 ミルクをつくる量の参考になる
物価高によってミルクの値段も高騰していますよね。最近ではミルク代が高すぎるからミルクを薄めて使っているなんてニュースも目にするようになりました。
授乳後にミルクを作る場合、どれだけミルクを作ればよいかわからないことがありますよね。
「100ml飲むかな?160mlくらい作ってもいいかな?」と悩むこともしばしば。そんなときに授乳前後で測定しておけば、あとどれくらい赤ちゃんがミルクを飲めそうか予測することができます。
ベビースケールを利用しているママの声

ベビースケールは安心材料になる!



完母で頑張りたいなと思ってるんだけど、ベビースケール用意しておいた方がいいよね。買うと高いんだよなぁ…。



母乳をどれだけ飲んでいるか分からなくて、ベビースケールをレンタルして使っていたのだけど、結局半年くらい測ってたなー。



レンタルでベビースケールを手に入れたので測定頑張ってる!



レンタルしていたベビースケールを返却。母乳量が不安な毎日のお供でした……。本当にお世話になりました。あのとき産院で絶対必要だと思ってレンタルした自分を褒めたい。
ベビースケールをレンタルするなら
・簡単な操作で赤ちゃんの体重が5g単位で量れるタイプ


・5g単位で測れるベビースケールの定番体重計


・医療機関で採用されている体重計


・2g単位計測が可能な高精度スケール


・2g単位で計測できるスケール


まとめ
初めての育児は慣れないことばかりで大変ですよね。産後は身体も思うように動かなくて、涙もろくなってしまったり、イライラしたりすることもあると思います。



私も退院から1週間後くらいに、寝不足と思い通りにいかない育児にイライラしてしまって夫にブチギレした経験があります(笑)
とくに授乳に関しては悩む方も多いと思います。でも「悩む」ということはそれだけ赤ちゃんのことを考えている証。少しでも不安を和らげて毎日を穏やかに過ごすためにベビースケールを活用してみるのはもちろん、日中は赤ちゃんと一緒に横になって寝てみたり、落ち着くハーブティーやココアなど温かい飲み物を飲んだり、ちょっとイイ化粧品を買ってみたりして、自分の心も安定させられるとよいですね。
ママ自身が今よりもゆったりした気持ちで赤ちゃんに向き合えれば、赤ちゃんもより安定するようになると思います。あまり気負いすぎずに育児ができることを願っています。